スターフライヤー(コードシェア便)でANAマイルを貯める

スターフライヤー(コードシェア便)でANAマイルを貯める

スターフライヤー便スターフライヤーは、2007年6月1日から羽田-北九州線で、2008年11月1日からは羽田-関西線でANAとコードシェアをしています。

これは即ち、ANAの予約サイトからもスターフライヤーのフライトを予約できるということです。

ANAコードシェア便例えば、2010年2月7日(日)の「SFJ 021便」(10:05東京発~11:20大阪着)は、ANAから予約すると「ANA 3821便」になります。右の写真の上がスターフライヤーの予約サイト、下がANAの予約サイトです。

そして、ANAマイレージクラブ会員がスターフライヤーをANAのコードシェア便として予約すれば、スターフライヤー機材のフライトでANAマイルを貯めることができるのです。

それだけではなく、ANAマイルを一定数貯めれば、スターフライヤー(ANAとのコードシェア便)の特典航空券に交換することもできます。また、ANAの株主優待券があればスターフライヤー(ANAとのコードシェア便)を普通運賃の半額で搭乗することもできるのです。

ANAのコードシェア便の方がお得?

残念ながら、現在のところ、スターフライヤーのマイレージ・プログラム「STAR LINK」には、スターフライヤーの搭乗以外でマイルを獲得する手段がほとんどありません。

「ANAマイレージクラブ」だったら、ホテルの宿泊でマイルを貯めたり、ANAマイレージモールを通じたショッピングでマイルを貯めたり、電子マネーでマイルを貯めたりすることができます。

スターフライヤーとの提携クレジットカードも還元率が0.5%と低く、電子マネーも非対応で、これもまたSTAR LINKのマイルを貯めづらい原因です。

そのため、スターフライヤーの運賃とANAコードシェア便の運賃にそう差がない場合は、コードシェア便で搭乗する人が多いです。

例えば、さきほどの「SFJ 021便」=「ANA 3821便」で考えてみます。

運賃で比較してみると、「SFJ 021便」のSTAR1運賃が11,600円、「ANA 3821便」の特割1運賃が13,100円で、ANAコードシェア便の方が1,500円高いです。獲得マイルはいずれも210マイルで同じです。

しかし、ANAマイレージクラブ会員が、スターフライヤー便をANAのコードシェア便として搭乗すると、ANAカードのボーナスマイル(区間基本マイレージ最大+25%)の対象となります。また、旅達会員の特典(区間基本マイレージ+5%)の対象にもなります。

獲得マイル数で、運賃の差が埋まるわけです。

また、スターフライヤー便としての予約は2ヶ月先までしかできませんが、ANA便としての予約は2ヶ月以上先の予約も可能です。

以上の事情もあり、スターフライヤーをANAマイレージクラブ会員として搭乗する人も多いというのが実情です。

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